麻雀入門 第2講/全6講
麻雀のあがり方|ツモとロンの違い、役とリーチを初心者向けに解説
公開: / 最終更新:
前の記事で、麻雀のゴールは「4面子1雀頭」を作ることだと説明しました。この記事では、その形が完成する瞬間に何が起こるのか——「ツモ」「ロン」という2つのあがり方と、あがりに必要な「役」、そして最初に覚えるべき役リーチを解説します。
テンパイ:あと1枚であがれる状態
まず用語をひとつ。あと1枚であがりの形が完成する状態を聴牌(テンパイ)と言います。日常会話の「テンパる」の語源になった言葉です。テンパイしてはじめて、あがりのチャンスが生まれます。
ツモ:自分で引いてあがる
テンパイの状態で自分の番が来て、山から引いた牌であがりの形が完成したら、「ツモ!」と宣言して手牌を全員に見せます。
- 点数は他の3人全員からもらう
- 誰の捨て牌にも頼らない、自力のあがり
ロン:他の人の捨て牌であがる
テンパイの状態で、他の誰かが自分のあがり牌を捨てたとき、「ロン!」と宣言して手牌を見せます。
- 点数はその牌を捨てた人1人から全額もらう
- 捨てた側から見ると「放銃(ほうじゅう)」「振り込み」と呼ばれ、麻雀でいちばん避けたい失点です
| あがり方 | 宣言 | 点数の支払い |
|---|---|---|
| ツモ | 自分で引いて「ツモ!」 | 3人で分担して支払う |
| ロン | 捨て牌に「ロン!」 | 捨てた人が全額支払う |
※注意点をひとつだけ:自分がすでに捨てた牌ではロンできません(フリテンというルール)。最初は「自分が捨てた牌ではロンできない」とだけ覚えておけば大丈夫です。
あがりには「役」が最低1つ必要
実は、4面子1雀頭を揃えただけではあがれません。ポーカーの「フラッシュ」のような役(やく)が最低1つ必要です。
麻雀には40種類近い役がありますが、安心してください。よく出る役を5つほど覚えれば実戦では困りません。役にはそれぞれ「翻(ハン)」というレベルがあり、翻が大きい役ほど高得点になります(点数の仕組みは点数計算ガイドで詳しく)。
まず覚える役:リーチ(立直)
数ある役の中で、何よりも先に覚えてほしいのがリーチです。条件はシンプル。
- 鳴かずに(他人の牌をもらわずに)テンパイする
- テンパイになる牌を捨てるときに「リーチ!」と宣言し、捨て牌を横向きに置く
- 1,000点棒を場に出す(供託。あがった人がもらう)
リーチをすると1翻の役が付き、それだけであがる資格ができます。さらに、あがったときに裏ドラという追加ボーナスをめくる権利ももらえます(ドラの記事参照)。
ただし代償もあります。リーチ後は待ちを変えられません。どんな牌を引いても、あがり牌以外はすべてそのまま捨てることになります。「宣言してからは一直線」——それがリーチです。
この記事のまとめ
- あと1枚であがれる状態=テンパイ
- 自分で引いてあがる=ツモ(全員から)、捨て牌であがる=ロン(捨てた人から)
- あがりには役が最低1つ必要
- 最初に覚える役はリーチ:鳴かずにテンパイ→宣言→1,000点棒
次は、リーチと並んで簡単な役「役牌」も登場する初心者がまず覚える役…の前に、テンパイの待ち方の種類を見ておくと理解がスムーズです。