点数計算 第3講/全8講符計算
麻雀の符計算のやり方|副底・アガり方・面子・雀頭・待ちの符を完全整理
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符(フ)は、アガった手の「形」を点数に反映するための数値です。翻数とちがって役を覚える必要はなく、決まった項目を足し算して、最後に切り上げるだけ。この記事で加点項目を一覧にして、手順どおりに数えられるようになりましょう。
符計算の手順
符計算は次の手順で行います。
- 副底(フーテイ)20符からスタートする
- アガり方による符を足す(門前ロン+10符/ツモ+2符)
- 面子(刻子・槓子)の符を足す
- 雀頭の符を足す(役牌なら+2符)
- 待ちの形の符を足す(単騎・嵌張・辺張なら+2符)
- 合計の1の位を切り上げて10符単位にする
順子(123のような並び)は何組あっても0符です。符がつくのは刻子・槓子/役牌の雀頭/悪い待ち/アガり方だけ、と覚えると整理しやすくなります。
符の一覧表
1. 副底(基本符)
| 項目 | 符 |
|---|---|
| 副底(すべてのアガリの基本点) | 20符 |
2. アガり方の符
| アガり方 | 符 |
|---|---|
| 門前ロン(鳴いていない手のロン) | +10符 |
| ツモ | +2符 |
| 鳴いた手のロン | +0符 |
補足が2つあります。
- ツモの+2符は、鳴いている手でも付きます(鳴きが影響するのはロンのときだけ)
- 暗槓は「鳴いた」扱いになりません。暗槓入りの手でロンしても、他に鳴きがなければ門前ロンの+10符が付きます
※ツモの+2符は平和ツモでは付きません(詳細は符計算の例外)。
3. 面子(刻子・槓子)の符
刻子・槓子は「明か暗か」「中張牌(2〜8)か么九牌(1・9・字牌)か」で符が変わります。暗のほうが、么九牌のほうが高くなります。
| 面子 | 中張牌(2〜8) | 么九牌(1・9・字牌) |
|---|---|---|
| 明刻(ポン・シャンポンロン) | 2符 | 4符 |
| 暗刻 | 4符 | 8符 |
| 明槓 | 8符 | 16符 |
| 暗槓 | 16符 | 32符 |
覚え方は「明刻の中張牌=2符を基準に、暗なら2倍、么九牌なら2倍、槓なら4倍」。すべて2符からの倍々で導けます。
4. 雀頭の符
| 雀頭 | 符 |
|---|---|
| 数牌・オタ風(役に関係ない風牌) | 0符 |
| 役牌(三元牌・場風・自風) | +2符 |
面子では「1・9・字牌かどうか」が基準でしたが、雀頭は「役牌かどうか」が基準です。同じ字牌でも、東場・南場での西や北はあがり役にならないため、雀頭に使っても0符です。
※場風かつ自風が重なる連風牌(東場の東家の東=ダブ東など)の雀頭を+4符とするルールもありますが、最近は+2符が主流です(「天鳳」やMリーグも2符を採用)。
5. 待ちの形の符
| 待ち | 符 | 例 |
|---|---|---|
| 両面待ち | 0符 | 45を持って3か6を待つ |
| シャボ待ち(シャンポン待ち) | 0符 | 88と99で8か9を待つ |
| 単騎待ち | +2符 | 雀頭になる牌を待つ |
| 嵌張(カンチャン)待ち | +2符 | 46を持って5を待つ |
| 辺張(ペンチャン)待ち | +2符 | 12を持って3を待つ、89で7を待つ |
覚え方はシンプルで、待っている牌が1種類だけなら+2符、2種類以上待てる形なら0符です。単騎・嵌張・辺張はどれも待ち牌が1種類なので2符、両面とシャボは2種類なので0符になります。
例題で手順を確認
例:門前で次の手を両面待ちでロンアガリ(雀頭は数牌)


順子0符


順子0符


順子(両面で完成)0符


暗刻(中張牌)+4符

雀頭(数牌)0符
| 項目 | 符 |
|---|---|
| 副底 | 20符 |
| 門前ロン | +10符 |
![]() ![]() の暗刻(中張牌) | +4符 |
| 順子×3・数牌の雀頭・両面待ち | +0符 |
| 合計 | 34符 → 切り上げて40符 |
このように、ほとんどの手は「20符+アガり方+刻子」でほぼ決まります。慣れてくると、手を見た瞬間に「門前ロンで暗刻1つだから40符」と反射的に出せるようになります。
切り上げを忘れずに
符計算の最後は必ず10符単位への切り上げです。34符なら40符、42符なら50符です。ちょうど30符・40符のときはそのままです。
なお、実戦で出てくる符はほとんどが30符・40符・50符に収まります。まずはこの範囲の感覚をつかみ、点数早見表と組み合わせて練習しましょう。七対子や平和ツモなど、この手順の例外になるパターンは符計算の例外で解説します。