点数計算 第4講/全8講符計算
麻雀の符計算の例外3パターン|七対子・平和ツモ・鳴いた平和形の符
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符計算の基本で学んだ「副底20符+加点」の足し算には、例外が3つあります。どれも実戦で頻出するため、例外としてまるごと覚えてしまうのが確実です。
例外1:七対子は25符固定
七対子(チートイツ)は、手の形にかかわらず常に25符です。
- 待ちの形やツモ・ロンによる加点は一切なし
- 切り上げも行わない(25符のまま計算する)
- 役としての七対子は2翻
25符の点数は専用の行として早見表に載っています。代表的な点数は次のとおりです。
| 翻数(例) | 子 | 親 |
|---|---|---|
| 2翻(七対子のみ・ロン) | 1,600点 | 2,400点 |
| 3翻(+リーチなど・ロン) | 3,200点 | 4,800点 |
| 3翻(ツモ) | 800・1,600 | 1,600オール |
| 4翻(ロン) | 6,400点 | 9,600点 |
なお、七対子をツモアガリすると門前清自摸和(ツモ)が必ず付くため、25符2翻のツモは存在しません(最低でも3翻)。
例外2:平和ツモは20符(ツモ符が付かない)
平和(ピンフ)は「符の付かない形」で成立する役です。そのため本来なら、ツモアガリしたときの+2符と矛盾が生じます。
そこで一般的なルールでは、平和+ツモのときはツモの2符を付けず、副底20符のまま計算します。
- 平和ツモ=20符(平和1翻+ツモ1翻で最低2翻)
- 平和ロン=30符(副底20符+門前ロン10符)
「ピンフツモは20符2翻で400・700」「リーチピンフツモは20符3翻で700・1,300」は実戦で頻出する形なので、そのまま暗記してしまいましょう。
| 形 | 符・翻 | 子 | 親 |
|---|---|---|---|
| 平和・ツモ | 20符2翻 | 400・700 | 700オール |
| リーチ・平和・ツモ | 20符3翻 | 700・1,300 | 1,300オール |
| リーチ・平和・ツモ・ドラ1 | 20符4翻 | 1,300・2,600 | 2,600オール |
※20符はこの「平和+ツモ」の形でしか発生しません。ロンでは20符にならない(門前なら+10符で30符になる)ことも覚えておきましょう。
例外3:鳴いた「平和形」のロンは30符
チーを使って平和と同じ形(順子4組+役にならない雀頭+両面待ち)を作った場合を考えます。鳴いているので平和の役は付きませんが、この形を平和形と呼びます。
平和形をロンすると:
- 副底20符
- 鳴いた手のロンなので門前加符なし(+0符)
- 順子・雀頭・両面待ちも0符
足し算どおりなら20符ですが、20符1翻という組み合わせは点数表に存在しません(20符は平和ツモ専用)。そこで、鳴いた平和形のロンは30符固定として扱います。
| 形 | 扱い |
|---|---|
| 鳴いた平和形のロン | 30符(固定) |
| 鳴いた平和形のツモ | 20符+ツモ2符=22符 → 切り上げ30符(通常の計算どおり) |
ツモの場合は通常の足し算で30符になるため、「固定」として覚える必要があるのは実質ロンのときだけです。
例外まとめ
| 例外 | 符 | ポイント |
|---|---|---|
| 七対子 | 25符固定 | 加点も切り上げもなし。ツモは3翻から |
| 平和ツモ | 20符 | ツモの2符を付けない |
| 鳴いた平和形のロン | 30符 | 20符にはせず30符固定 |
逆に言えば、20符と25符が登場するのは「平和ツモ」と「七対子」のときだけで、それ以外のアガリはすべて30符以上になります。これを意識するだけでも、点数計算はぐっと楽になります。
この3つを押さえれば、符計算で迷うケースはほぼなくなります。次は点数早見表の読み方と暗記法で、符×翻を点数に変換できるようになりましょう。